人事労務ニュース

助成金を活用してワーク・ライフ・バランスを推進したい!!
 

 

 昨今、声高に叫ばれているものとして「働き方改革」がありますが、一体どのようなものなのでしょうか。

 働き方改革は日本の根底を支える労働に関しての大革命とも言えます。
 これまで日本の労働現場には就業形態による格差や長時間労働などの問題が山積みになっていましたが、それらを一気に解決しようとするのが「働き方改革」です。

 最近では、休暇が一時期に集中するのを見直し、企業にも有給休暇の取得を促すなどの「休み方改革」にも政府は乗り出しました。「働き方改革」の成果として生まれた休暇の時間を社会的にどう有効活用するかに関心を広げている状況と言えます。

 そんな中、労働時間等の設定の改善により、所定外労働時間の削減や年次有給休暇の取得促進を図る中小企業事業主に対して、その実施に要した費用の一部を助成する職場意識改善助成金というものがあります。


「労働時間などの設定の改善」や「年次有給休暇の取得促進」によって、職場環境の改善・働く意識向上を図りたいが、施策のためのコストにお悩みの中小企業事業主さま!

 成果目標を設定し、期間中の任意の3ヶ月間での達成状況に応じて、労務管理システム導入・更新などにかかる費用の最大75%(上限100万円)が助成されます!

 支給対象となる取組は次のとおりです。(いずれか1つ以上実施してください)

 ○ 労務管理担当者に対する研修
 ○ 労働者に対する研修、周知・啓発
 ○ 外部専門家によるコンサルティング(社会保険労務士、中小企業診断士など)
 ○ 就業規則・労使協定等の作成・変更(年休の計画的付与制度の導入など)
 ○ 労務管理用ソフトウェアの導入
 ○ 労務管理用機器の導入


 承認期限は2017年10月16日まで
・承認処理に1ヶ月以上かかる場合もありますので、お早めの申請をお勧めします。
・支給対象事業主数は国の予算額に制限があるため、承認期限前に受付を締め切る
 場合があります。


 当助成金の内容は以下のサイトでご確認ください。
 厚生労働省:「職場意識改善助成金のご案内(職場環境改善コース)」