税務会計ニュース
- 7月は税務職員の人事異動、調査のモチベーションMAXの時期!!
みなさん、こんにちは。
北部九州では7/20に梅雨明けが発表され、いよいよ夏本番を迎えましたね。
今夏は猛暑と言われていますので、みなさんも体調には十分気をつけてくださいね。
さて、うちの事務所では7/10期限の「源泉所得税の納期の特例」「算定基礎届」「労働保険料申告書」などの7月のイベントが終わり一息といったところですが、実はこの時期には税務署の方々もとても忙しくしています。
というのも、毎年7/10は税務署の人事異動の時期なんです。
税務職員はだいたい3年程度の周期で異動になるようです。
つまり毎年、全体の約3分の1の調査官が入れ替わるわけです。
結構な大異動ですよね。
異動が一段落すると、管理者である統括官から今年度の調査件数の指示を受けます。
各調査官はそれを受けて、7月中旬から下旬にかけて調査先の選定、調査先への事前通知、調査の日程予約を入れていきます。
そのため新年度が始まったばかりのこの時期は、調査官の税務調査に対するモチベーションが最も高い時期といえるのではないでしょうか。
そしてお盆休みをはさみ、9月から11月にかけて本格的な税務調査シーズンに入っていきます。
納税者のみなさまにも、われわれ税理士事務所にとっても決して嬉しい時期ではありませんが、少しでも調査に入られにくくする方法があったら良いですよね!!
弊社では、「税理士法33条の2の書面添付」の推進に取り組んでいます。
これは簡単に言うと「決算書の保証書」のようなもので、書面添付が有る場合には仮に調査対象に選定されたとしても、半分以上の確率で顧問税理士に対する意見聴取のみで終了すると言われています。
つまり、実地調査まで進む確率は格段に下がります。
これなら面倒な調査資料の準備や、調査当日に拘束されることもほとんど無くなり、税務調査に対する不安が無くなりますね!
税務調査に不安を感じていらっしゃる方、税務調査を面倒に感じていらっしゃる方には絶対におススメです。